印鑑が伝える歴史

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印鑑の歴史についての詳細になります。
印鑑の起源は今から5000年以上も前のメソポタミア地方でした。
ただし、当時使用されていたものは現在の印鑑とかなり異なっていました。
円筒形の形をしていたことに変わりはないのですが、何と記号が印面が刻まれていたのはその筒状の胴体の部分になるのだそうです。
これを蕎麦打ち棒のように粘土板の上で転がすことで、絵柄を押していたのです。

また、印鑑は誰でも持っていたものでもありませんでした。
許されていたのは有力者だけだったといいます。
印鑑は権力と富の象徴だったのです。
そういったシンボル的なものですから、おのおの印鑑に紐を通して首からさげていたそうなので、一種の階級証のような役割も果たしていたのかもしれません。
当時からも印材も石や宝石で作られていたそうです。

さらには、婚約指輪も古くは印鑑であったことをご存知でしょうか。
これを針金で指に巻いていたのが始まりだとされています。
指輪は3000年ほど前には装飾品ではなく、権力や地位の象徴であったのです。

このように古代メソポタミアで生まれた印鑑は、その後、世界各地へと普及していきました。
ルートの中にはシルクロードも含まれており、中国を渡って日本にも印鑑は持ち込まれたのです。
日本最古の印鑑は当時の中国の魏から、今の日本の倭へと渡ってきました。
これが俗に言う、女王・卑弥呼の金印になるのです。
邪馬台国及びその発見のされ方なども謎に富んだ卑弥呼の金印は、歴史のロマンをとても強く感じさせる印鑑です。

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